アールデコ調の薔薇柄の錦紗。
金魚姫コレクションさまの作品です。
銘にちなんで
ヴァイオリンの帯留と鍵盤柄の帯締を
選びました。


数多くあるショパンの夜想曲の中で
いちばん好きなのは
「嬰ハ短調・遺作」です。
原曲はピアノの独奏曲ですが
ヴァイオリンにアレンジされたもの、
とりわけ
神童と謳われた渡辺茂夫の演奏には
魂をゆさぶられる思いがします。
立涌のような、よろけ縞のような、
きれぎれのラインが
粋な感じです。
おはしょりは短めにすっきりと、
衣紋を抜き、
半襟を多く出して着ています。
帯はエキゾチックな更紗模様です。
色をあわせた帯揚と半襟には
ラメ入りのものを選びました。
背景は
今はなき「写DOLL」さまで撮影したものを
使用しています。
2007年、購入当時に
撮影したもの。
半襟、襦袢、帯は
こちらがデフォルトのコーディネート
だったと思います。



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