銘仙の感じをプリントで表現した
現代物のコットンで仕立てました。
銘「らびりんす」は
薔薇の花のイメージから
つけました。
薔薇模様の、
グログランリボンみたいな、
洋風の伊達締めを帯に使っています。
帯締めは羽織紐です。


どちらもかなり古いもの。
そこに、Q-pot.のチャームを
帯留として添えました。
レトロなデザインの現代の生地に
当時の最先端だったはずの洋風の帯。
オーソドックスな組紐の帯締めに
2011年の人気ブランドのチャーム。

時が何層にも積み重なり、
交錯して作られた、
これもまたひとつのlabyrinth。
今回のロケ地は東京を少しだけ離れて、
熱海のとある洋館です。
和洋折衷、どころの話ではなく
中華風やイスラム風な意匠も見られ、
ここも一種迷宮的な空間といえましょう。



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