2001年12月、ドルパ5

1999年、不覚にも(笑)「スーパードルフィー」なるものに出あってしまいました。
欲しい欲しいでも高い、と悶々とすること半年、誕生日を機にとうとう、今で言うところの
「お迎え」をしたものの、当時は着替えも靴もほとんど売ってはいなくて、
ボークスで出はじめた数種類の服か、抱き人形やビスクドールの服を調達するしか
なかったものです。

着たきり雀はかわいそうと言いながらも、自分で縫うなどはあのころには思いもよらず
(お裁縫は大の苦手でミシンには恐怖心すら抱いていました)、
せめて、と思ってアクセサリー作りをはじめたのがすべての始まりでした。

「ジュエリードレス」を作ったり、色違いでチョーカーなどをたくさん作ったりするうち、
とうとうイベントにディーラー参加してみたくなり(一般参加はドルパ第一回から。
東京開催のものは皆勤賞なのがささやかな自慢です・笑)、
「出るからには何か目玉になるものを」とがんばってしまったのがこの作品です。

ワイルドの「サロメ」は小学生からの愛読書ですが(歪んでるなあ)、
このサロメはビアズリーというより高畠華宵の挿絵や松井須磨子の舞台衣装みたいです。
もちろんビアズリーも好きなので、いつか挿絵の再現もしてみたいと思っています。














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