・・・で、そんなふたりがおでかけなんかすると、
こんなふうでしょうか(笑)。
こうしてみるとバッグも欲しかったですね。
またの機会にはぜひ。

ロケ地(爆笑)は銀座です。
画廊がたくさん入っている雑居ビルで、
昭和初期の建築だそうです。
この階段もいい感じなんですが、
エレベーターが手動なのが感動です。













右のコーディネートもすでにトップ画像で
お見せしていますが、
気に入っているのでもう一度。

















長襦袢(袖だけに柄生地を使った、いわゆる
「うそつき」ですけれども)は、歌舞伎の
切られ与三郎。
懐メロ「お富さん」の元ネタになったお芝居、
といえば、ご存知の方もいるでしょうか。
弁天小僧などもそうですが、これぞお芝居、
という他愛ない楽しさの詰まった演目です。

この襦袢では両袖のそれぞれ表と裏に、
お富と与三郎が互い違いに出るように
柄を置いています。
外側のコーディネートが思いきりポップなので、
見えないところも「昔のポップ」で
遊んでみました。







コットンプリントの生地で、銘仙風な水玉模様のを
見つけました。
色違いの二種類を買って、ベージュ色ベースのほう
は単、ピンクベースのは袷に仕立ててみました。

半襟はワンピースを作った残りのアメリカンコットン、
赤と黄の乱菊柄です。
帯揚げにはめいめいの帯や帯締めに合わせた色の
はぎれをあわせ、ルルの帯締めは先日ヤフオクで
手に入れた、古裂で手芸をしている方の作品です。
帯留は例によってプラスティックのボタン。
十月なのでハロウィーンにちなみ、みをには黒猫、
ルルには蝙蝠です。
みをは帯の色もカボチャのつもり。

半襟がおそろ、というのがワタシ的にはポイントです。
「エス」な感じ。











右の画像の背景も同じビル、外観です。
円形の窓が萌え〜。

こちらのコーディネートは、最初にこの着物を
披露したときのものです。
まだ残暑の残るころあいだったので、
小物を水色系でまとめています。

お月見仕様で帯留はうさぎ。













ハロウィーン仕様、別ヴァージョン。
こちらは蜘蛛づくしです。

一枚の着物でも、帯や小物でいろいろなバリエーションを
楽しめるのが着物の楽しみですね。
セットで買ったお着物も、
手持ちの小物で雰囲気を変えつつ、繰り返し
楽しんでいます。