今年(2005年)のお正月は、実は小夜子にしか着物を着せていなかったのですが、それでも例年にまして
華やかでした。なんたって芸者姿です、狭い我が家がお座敷気分!(バカ)
この子に芸者姿をさせたいばかりに昨年夏から、着物を誂えお三味線を調達して、帯を作って、と
半年がかりで準備していたのです。日本髪の鬘があればいうことはなかったけれど
そうそう何もかもが一度に揃っては先の楽しみがなくなりますから、まあ今年はこれでよしとしましょう。

タイトルは歌舞伎から。画像とは関係ないですが、深川芸者の恋のさやあてのお話。
歌舞伎といっても昭和になってから戯曲化されたものなので、観やすくわかりやすい演目です。
「歌舞伎というものを一度観てみたいけれど判りにくそうで・・・」という方にいいかもしれません。
芸者仇吉は玉三郎の当たり役のひとつです。もっとも、この役に限らず玉三郎の芸者役はどれも絶品☆

衣裳
松に波模様の留袖・・・緋扇亭さまお仕立て
帯・小物・・・さざなみ