白い椿をしきつめた綿縮緬で 2003年に作った着物です。 |
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今回はコットンの着物で 肩のこらないおしゃれ着コーディネートです。 半襟も帯もコットン。 帯と帯留を レトロな玉薔薇で揃えました。 挿し色は渋めのグリーンを、 帯揚と帯締に。 |
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昭和初期の少女雑誌の挿絵のような 感傷的な抒情画の雰囲気で。 |
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うしろの椅子に羽織がかけてあります。 いただき物の生地で作ったものです。 トランプの女王様が持っているような 花が描いてあるので 「思ひ出」という銘がついています。 |
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白秋の詩集『思ひ出』の表紙には トランプのハートの女王が 描かれているのです。 |
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脱ぐときにちらりと見える羽裏の柄も 羽織の魅力のひとつですね。 |
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オフショットをもう一枚。 | |
こちらは2005年に撮影したもの。 前回の「孔雀舞曲」同様、MSDサイズのお揃いがあります。 |
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